SSS with 一君
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『それじゃあ、一君……乾杯!』
「ああ……乾杯」
打ち合わせたアイスティーのグラスが、小気味良い音を立てる。
ペアを組んだ私達。
チケットを賭けたSSSの対戦は、思いの外白熱した戦いとなって────。
激しい戦いの末に勝利を収め、今はプールサイドバーで祝杯を上げていた。
『ふう……動き回ったせいか、すごく美味しく感じるね』
「勝利の美酒というやつだな。……無論、学生の身で酒など飲まんが」
『そうだね。……でも、本当に勝てて良かった』
「ああ……」
まさに感無量といった風情で、一君は深く頷いた。
「十分な働きで応えられなかったらどうしようかと思っていたが……」
『十分な働きどころか、勝てたのは一君のお陰だよ。ありがとう』