待ち人
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「よし。行って良いぞ」
門の前で登校してくる生徒の服装をチェックしながら、俺はいつも通りに風紀委員の仕事をこなしていく。
「だからー、それは左之さんと新八っつぁんがいけねえんだって!」
「そんな事言って、本当は平助が言い出したんじゃないの?」
「いや、オレじゃねーし!」
一際賑やかな声が耳に届く。
そちらに視線を向けると、平助と総司、それから彼らを見つめながらくすくすと笑っている彼女の姿が目に入った。
「…………」
無意識のうちに、用紙に記入をする手が止まっていたらしい。
「はは~ん、なるほどね……」