花
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────私はいつだって、平助の事を信じてるよ?────
「…………」
ほたるの言葉が、頭の中でこだまする。
少し離れた席に座っているほたるの後ろ姿を見つめながら、オレは複雑な心境だった。
「……堂、」
多分彼奴は冗談のつもりで言ったんだろうけど……オレは……。
「藤堂!」
「えっ?は、はい!」
慌てて顔を上げれば、先生がこっちを睨み付けていた。
「……気持ちは分からないわけでもないが、今は授業中だ。花を眺めるのは、休み時間にしなさい」
「は、はい……すんません……」