新入生
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「そういや、そろそろ入学式終わった頃じゃねえ?」
「そういえばそうかもね。どんな子達が入ってきたのかな」
部活の合間、休憩に入ったところで平助が汗を拭いながらそんな事を言う。
総司の相槌を聞きながら武道場からそっと外を覗いてみると、まさに今、入学式が終わったようで。
新しい制服に身を包み少し緊張した面持ちの新入生達が講堂から校舎に向かって移動しているところだった。
『……あれ?』
その行列を眺めていると、ふとある事に気が付く。
『……ねえ。ここって確かに、去年から共学になったって事で良いんだよね?』
そう尋ねれば、一君も首を傾げながら答えてくれる。
「ああ。そのはずだが……」