第五話
夢小説設定
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山南さん、龍之介と共に、八木邸へと足を踏み入れる。
「近藤さん。例の彼をお連れしました。入っても構いませんか?」
「ん?山南君か。構わんぞ、入ってくれ」
如何にも人の良さそうな声で返事が返ってくる。
襖を開けると、近藤さんが柔和な笑みを浮かべながら、私達を出迎えてくれた。
「おや、ほたるも一緒だったのか」
そう言って近藤さんは豪快に笑う。
「む?おお、元気になったみたいだな。なかなか目を覚ましてくれんかったようだし、心配したんだぞ」
私達の後ろをついてきた龍之介を見るなり、近藤さんは安堵した表情を見せた。
いかつい面持ちではあるけど、悪意とは無縁な朗らかな表情を浮かべているからか、近藤さんには、驚くほど、威圧感というものがない。