石田散薬
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『ちょっと一君!?大丈夫!?』
立て掛けてあった板が突然倒れ、傍にいた一君に降り掛かった。
俺は慌てて一君の元へと駆け寄る。
「すまない……大丈夫だ。さあ、稽古を続けようか」
「いやいや、稽古どころじゃねえだろ。あんな重い板が直撃したんだぜ?どっか、骨とか折れてんじゃねえか?」
何事もなかったかのように立ち上がった一君に、同じく寄ってきた左之さんも声を掛ける。
「いや、大丈夫だ」
「良いから、ちょっと見せてみろ」
左之さんは、そういう一君の腕を取り、強引に怪我を確認する。
「……こりゃひでえな」
『一君、ちゃんと手当てしようよ。こっち来て』
「いや、大事ない。こんな時の為に、あれがある」
「あれ?あれってなんだ?」
俺と左之さんは互いに顔を見合わせ、一君の後について行った。