想い
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「ほたる。お前の為に、もう少し生きてみるよ」
穏やかにそう告げてくれた平助。
────その後、どれほどの時間が経っただろうか。
外は既に、夕闇に包まれていた。
隣にいる平助に、そっと寄り掛かる。
「ほたる……?」
平助が此方を向く気配がする。
『……何かさ、不思議だよね』
「不思議?」
『平助とはもうずっと昔からお互いの事知ってて。こんな風に並んで座る事だって、今までも当たり前に数え切れないくらいあったのにさ。……それなのに、もっと近くにいたい、離れたくないって、そう思ってる』