君に贈る言葉
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「良いから。少し黙ってなよ」
僕の腕の中にある愛しい温もりをただ感じていたくて────。
彼女を閉じ込める腕にきゅっと力を込める。
ほたるは、黙って僕に身を委ねてくれた。
ふわふわと僕の顔を掠めるほたるの髪が擽ったい。
君はこんなにも近くに居るのに。
手を伸ばせば触れられるのに。
温かくて、切なくて、愛しくて。
『総司……?』
やがて、ゆっくりと身体を離した僕を、ほたるは不安そうに見上げた。
『……総司、どうしたの?────っ痛!!』
何か言い掛けたほたるの額を、パチンと弾く。
『ちょっと!いきなり何するんだよ!?』
不意を突かれた##NAME1##は、額を押さえながら、涙目で僕を睨んだ。
「だって良い高さにあるんだもん。誰だって、こうしたくなるよね?」
『ならないよ!そんな事するの、総司くらいだろ!?』
「え?そうかな。皆遠慮してるだけでしょ」