唯一無二
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『ねえ、左之さん』
不意に、ほたるが俺の名を呟く。
互いの気持ちを確かめ合った俺達は、何となく眠る気になれず、寝転んで夜風の音を聞いていた。
「ん?どうした」
『本当に良いのかな、俺なんかで……』
「……俺なんか、ってのはどういう意味だ?」
言葉の真意を探ろうと、俺はほたるの顔を覗き込む。
『だから、その……。左之さんってさ、昔から何処に行ってもモテるじゃない?つい勢いに任せてあんな事言っちゃったけど……何だか、凄く……申し訳ない気がして……』
「…………」
ほたるは視線を逸らしたまま、俺の顔を見ようとしない。
「……なあ、ほたる」
『うん……?』