看病
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『それ……一君が言える台詞じゃないよね』
眠るよう促した俺にそう言いながら、小さく笑みを零すほたる。
そっと繋いだ手はとても熱く、熱が相当高い事が窺える。
……ほたるの事だ。
きっとまた、無理をしたのだろう。
「…………」
こうして彼女の手を握ると、細くて、華奢で────。
ほたるが、女子なのだという事を再度認識させられる。
……やがて、ほたるから微かな寝息が洩れ始める。
「ほたる、俺は……」
彼女の手をきゅっと握りながら、前に起きた出来事を思い返した────。