寝起きの天使
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「ほたるー!出掛けるのかー?」
背中から掛けられた元気の良い声に振り返る。
『平助。うん、ちょっと買い出しにね』
「そっか。……ってお前、何か顔色悪くないか?大丈夫か?」
そう言いながら平助は、心配そうに眉を寄せて覗き込んできた。
『そんな事ないよ。最近夜に偵察に出る事が多くて少し寝不足なだけだから』
「そうか?それなら良いけど……」
『平助はこれから巡察?気を付けてね。じゃあ、俺も行ってくるよ』
平助に手を振り、その場を後にしようとする。
「あっ、ほたる。ちょっと待てって。なあ、その買い出しって急ぎなのか?」
『えっ?あ、いや、急ぎってわけでもないんだけど』
「だったらオレが巡察の帰りに買ってきてやるよ。お前は休んでろって」
『ありがとう。でも大丈夫。戻ったら任務に出るまでの間少し横にならせてもらうしさ』