秘密の話
夢小説設定
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「あれ?」
とある昼下がり。
中庭の掃除をしようと向かった先に、ある人の姿を見つける。
「如月さ……」
その人の名を紡ぎ掛け、私は慌てて口を押さえた。
「…………」
廊下の柱に凭れ掛かり、眠っている如月さんの傍にそっと近寄る。
昨日の夕食にも、今朝の朝食にも、姿を見せなかった如月さん。
もしかしたら、任務から戻ってきたばかりなのかもしれない。
「……お疲れ様です」
小さく微笑みながら、私は静かにそう告げる。
時折吹く風が、如月さんの前髪を揺らしている。
睫毛、長いなぁ……。
…………………。
…………………………………。