穏やかな時間
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『ん……?あれは……』
任務を終え、屯所に戻ってきた俺は、門の前にしゃがみ込んでいる総司の姿を見つける。
何だか少し身体が揺れているけど……。
もしかして具合が悪くて動けなくなったんじゃ……。
『総司!大丈夫?どうしたの?』
慌てて駆け寄り、彼を覗き込む。
『……って、何だ……』
そこにいたのは、一匹の猫。
総司は猫じゃらしのような草を手に、その猫と戯れていた。
「おかえり、ほたる。僕が、どうしたって?」
『そんなところにしゃがみ込んでるから、具合でも悪くなったのかと思って。まさか猫と遊んでるなんて思わないし……』
「ふうん。僕の事、心配してくれたんだ?」
『それは……そりゃ、心配したけど……』
総司は手を動かしながら、笑みを向けてくる。