大人の余裕
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「お、ほたるじゃねえか。……って、お前、大丈夫か?酷え顔してるぞ」
呼び止めた俺の顔を見るなり、左之さんは眉を寄せた。
『ただいま、左之さん。随分とご挨拶だね?』
「いや、そういう意味じゃねえよ」
分かってるって、と笑い飛ばしてみるけれど、彼の表情は浮かないままで。
「お前、寝てないのか?」
『ん、ちょっと忙しくて……』
「だからって……身体壊したら元も子もねえだろうが。この間倒れちまった事を忘れたわけじゃねえよな?」
『副長に報告上げたら、夕食当番まで少し仮眠取らせてもらうつもり。だから心配しないで』
「なら良いけどよ。無理するんじゃねえぞ」
『うん。ありがとう、左之さん』
そうして彼と別れ、副長の元へ向かうのだった。