第二百八話
夢小説設定
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「……この調子だと、大した苦労もなしに落とせちまいそうだな」
日暮れ前。
副長率いる先鋒軍は、宇都宮城へと攻め入った。
────副長が勝利を確信しながら言った、その時だった。
「副長、伝令です!大広間の部隊が、苦戦しているとの事!」
「苦戦?腕の立つ兵でもいやがるのか」
魁君の言葉に、副長は眉を顰める。
「詳しい事は分かりませんが……、俺が見に行ってきましょうか」
「いや、俺が行ってくる。此処は頼んだぞ」
「はい、分かりました!」
「ほたる、お前は俺についてこい」
『承知しました』
俺は副長と共に、大広間へと足を向けた。