第二百六話
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「……ほたる。お前、本当に此処にいるつもりか?」
副長がぽつりと呟く。
『はい、此処にいます』
今は、副長を一人にしておけないから────。
「……そうか」
夜の静けさの中、俺はその場にただ立ち尽くす。
……と、その時だった。
「ぐっ、う……!」
苦しげな呻き声が、副長の口から洩れた。
『副長……!?』
彼の髪が徐々に色素を失い、白く変化していく。
『とりあえず、木陰に行きましょう!』