第二百六十六話
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『今日は本当に、良い天気だね……』
日差しに目を細めながらそう呟くと、総司は小さく笑った。
「そうだね。……##NAME1##と二人で日向ぼっこなんて、最高の贅沢だ」
『……うん』
羅刹にとって禁忌であるはずの日差しも、今は私達の身体を蝕む事はない。
ただ、ほんの少し、眠くなるだけだ。
寄り添う身体の熱と、日差しの温もりが気持ち良くて、私は小さな欠伸をする。
そんな私を見つめ、総司が笑う。
「駄目だよ。僕はまだ、眠くない」
『私は、少し眠いかな……』
「そう?……好きだよ」
『……うん?』
「僕は、君が好きだよ」
彼は私を優しく抱き寄せて、耳元に甘い囁きを零した。
吐息のくすぐったさと、いきなりの言葉にかあっと頬に熱がこもる。