第二百六十話
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五月十一日────。
弁天台場が集中砲火を浴びていると、副長のところに知らせが届いた。
新政府軍の総攻撃が始まったのだ。
弁天台場の戦況が厳しい事を聞くと、副長は援軍を送る事を即断した。
「俺は弁天台場の援護に向かう。……ほたる、お前も来るな?」
『はい!』
俺の答えに、副長は満足気な笑みを零した。
────副長が馬を駆る。
俺は、彼の後ろに乗せられた。
町の中を駆け抜けて、弁天台場を目指す最中。
突然に────。
一発の銃声が鳴り響いた。
強い衝撃に副長の身体が揺れる。