第二百四十四話
夢小説設定
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「……おい、此処で何をしている?」
その声に、俺は慌てて振り返る。
『風間、さん……』
「もう一度聞く。此処で何をしている?」
風間さんの登場に動揺していたけれど、そういえば彼は俺に質問していたのだ。
『…………』
答えるべきなのか少しだけ悩む。
言葉に詰まった俺を見て、風間さんは呆れたような溜め息を吐いた。
「……お前の事を守ると言っていたはずだが、これはどういう状況だ?」
どうして単独行動をしているのかと、風間さんは痛いところを尋ねてくる。
『皆に非があるわけじゃありません。……俺が勝手に、はぐれただけです』
風間さんは、微かに笑みを浮かべながら言う。
「お前を見つけたのは奴らではなくこの俺か」