第二百三十八話
夢小説設定
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『……ん……』
目を覚ました時、俺は見知らぬ場所にいた。
『此処、は……?』
「此処は、仙台城ですよ」
身を起こしながら思わず呟いた言葉に、答えなんて全く期待していなかった。
しかし、聞き慣れた穏やかな声の主が、些細な疑問にも答えてくれる。
『総長……』
そして、彼の隣に立っていたのは────。
俺を城内に運び込んだであろう、綱道さんだった。
咄嗟に腰の刀に手を掛けようとするが……。
『……刀がない……!?』
困惑している俺に、総長が静かに告げる。
「……これは、私が預かっておきます。君に刀を持たせては、我々と言えど身の危険がありますからね」