第二百三十五話
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城下から戻った俺達は、下した決断を副長に伝える為、彼の帰りを待っていた。
「……なあ、ほたる」
『うん?』
「お前はさ、怖くないのか?」
唐突に向けられた言葉に、俺は首を傾げる。
『怖い……?』
「先の見えないこの状況……。もしかしたら、進む先に待ってるのは明るい未来じゃないかもしれない。それでもお前は────」
『平助』
彼の言葉を遮り、俺は言葉を紡ぐ。
『大丈夫。平助と、一緒だから』
────そして、その日の夜遅く。
出迎えた俺と……、平助の姿を見て驚いた表情を見せた副長だったけれど、すぐに何かを察してくれたようで。
「……立ち話も何だろ。とりあえず、中に入るぞ」
そう言った彼の後ろを、平助と共について行った。