第二百三十二話
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『そっか……。大変、だったんだね……』
平助から仙台での事のあらましを聞き、俺が思わず目を伏せた時。
「が、ぁ……!」
『────!平助!?』
発作……!?
「くそっ……また……かよ……っ!」
迷いはなかった。
刀で肌に刻まれた傷も、平助の苦しみを和らげる為だと思えば、痛みなんて全くありはしない……。
『平助、俺の血を……!』
「……けど……」
血の滴る俺の手首から目を逸らすように、平助は躊躇う。
『血を吸って……!此処で倒れたら何もならないよ……!』