第二百十九話
夢小説設定
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「おい、いつまで黙ってやがるつもりだ!?理由を言えよ、理由を!男と男の約束を違えるからには、それ相応の理由があるんだろうな!?何とか言えよ、コラァッ!!」
「っ…………!?」
突如聞こえてきた怒鳴り声に、私は慌てて飛び起きる。
昨夜、何だかんだで長居してしまった私は、一晩だけ永倉さんの知り合いの方のお宅にお泊まりさせて頂く事になり、お部屋を借りて休んでいた。
「い、今の……永倉さんの声だったよね……?何かあったのかな……」
私は急いで身支度を済ませると、部屋を出て声のする方へと向かう。
────そこには、凄まじい剣幕で原田さんに掴み掛かる永倉さんの姿があった。
「永倉さん、駄目っ……!」
思わず、そう叫び掛けると。
「千鶴、余計な口出しするんじゃねえ!」
「っ………!」
原田さんにきつく阻まれてしまう。
一体、彼らに何があったというのだろうか。
昨日、あんなに穏やかに笑っていたのに……。