第二百十五話
夢小説設定
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『総司!』
副長の元を後にした彼の背中を追い掛け、その後ろ姿に声を掛ける。
『総司、待って』
振り返って立ち止まった総司は、すっと目を細め、俺を見つめた。
「……ありがとう、ほたる。すごく気を遣わせてるよね」
『うん?そんな事ないよ、俺はただ……』
「そんな君にだから……、ちょっとだけ昔話をしたい。近藤さんに出会った頃の話」
そう言いながら、総司は柔らかく微笑む。
『……………うん……』
今は特に離れたくなくて、俺は総司の方に近付いた。
すると総司は小さく笑み、俺が傍にいる事を受け入れてくれる。
総司も……、同じ事を思ってくれていたのかな。