第百八十八話
夢小説設定
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『左之さん』
部屋を出たところで、前を歩く背中に声を掛ける。
「ん?どうした、ほたる」
『……良いの?』
俺の問い掛けに、左之さんは表情を変える。
『本当は……、新八さんと一緒に戦いたいんでしょ?』
「……ほたる、俺は────」
『分かるんだよ、左之さんの気持ちなんて。聞くまでもなく、分かってる』
「…………」
彼は、無言のまま俺を見つめた。
左之さんの瞳をまっすぐに見据えながら、俺は続ける。
『後悔してほしくないんだ、左之さんに。だから────』
「ほたる」
今度は、左之さんが俺の言葉を遮る。
「ちょっと外に出ようぜ」
『……うん』
そう言って正面に向き直り、歩き出した左之さんの後ろをついて行った。