第百六十五話
夢小説設定
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「……単なる嘘とも思えんが、どこまで信用出来るのかねえ」
俺の話を一通り聞き終えた松本先生は、眉を寄せて唸る。
『……ですが、恐らくは────。確かな事かと』
俺は、屯所から少し離れた所に滞在している松本先生を訪ねていた。
千鶴ちゃん達がお千さんから聞いたという羅刹の寿命について……、彼と話をしに来たのだ。
「うむ……」
それきり松本先生は黙り込む。
やがて、口を開き……。
「……この件は、私も調べてみよう。君も疲れただろう。今日は早目に休むんだぞ」
『はい、ありがとうございます。……では、俺はこれで』
俺は松本先生にぺこりと頭を下げると、部屋を後にする。
────そして、此処で静養している総司の元へと向かおうと足を進めた。