第百三十二話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
局長は、大坂の松本先生を訪ねる事になった。
局長が隊を離れている間、指揮権は副長に預けられる事となる。
『……心配だね』
「でも、あの人に任せれば安心かな。色々な意味で独特だけど腕は確かだから」
そんな事を言って、総司はくすくすと笑う。
総司の様子は、随分落ち着いていた。
今夜こそ、何も起きず平和に終わりますように────。
そう思った瞬間。
俺の願いを裏切って、不意に銃声が響き渡った。
途端、総司の表情が強張る。
『────駄目だよ、総司』
まるで挑発するかのように、銃声は連続して夜空にこだました。
「……ごめん」
『総司!』
総司は、俺を振り切って走り出す。