第百二十四話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「よう、部屋にいたか」
羅刹隊の部屋から、自室に戻って少し経った時だった。
「お前がいてくれて良かったぜ。このまま左之と二人だけは、もう飽き飽きだからな」
「飽き飽きなのはこっちも一緒だぜ」
そんな事を言いながら、新八さんと左之さんが部屋に入ってくる。
『どうしたの?二人共』
「話し相手になってもらおうと思ってよ。何しろ話を出来る相手がいねえんだ」
「悪ぃな。完全な愚痴なんだ。だから、話す相手がいねえんだよ」
「そもそも、近藤さんや土方さんがいけねえんだ」
「あぁ、いきなり始めちまいやがった」
「羅刹隊なんてよ……あんなもんをいつまで続けるつもりなんだ、全くよ」
なるほど……新八さんの愚痴っていうのは、羅刹隊についての事らしい。
それでは確かに話す相手もいないだろう。
一般の隊士には伏せられた話の為、知っている人となると限られてしまう。