第九十二話
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「総司、そこにいたのか。副長が探しておられたぞ」
振り返ると、一君が立っていた。
「ええ、土方さんが?嫌だなぁ」
一君の言葉に、総司が思い切り顔を顰める。
「おい総司、お前また何かやらかしたのか?」
新八さんが茶化すように言う。
「ほたる、僕の代わりに土方さんの所へ行ってきてよ」
『え?何で俺?っていうか、無理でしょ』
「はぁ、仕方ないから行ってくるよ。じゃあね」
「お、なら俺もこれから巡察だし、そろそろ行くとすっかな。じゃあな、ほたる!」
総司と新八さんの後ろ姿を見送る。
二人がいなくなった後、一君がふと、俺の足元に目をやった。