第九十話
夢小説設定
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翌朝。
庭先に佇む総司の姿を見つけた俺は、彼の元へと駆け寄る。
『おはよう、総司。何してるの?』
「ねえ、ほたる。彼処で寝てるのって、昨日の猫じゃない?」
総司の指した方角に、日向ぼっこする猫の姿。
『あ、本当だ……』
すると総司は、普段通りの足取りで猫に近付いていく。
「よいしょ」
「ぎにゃー!」
あっさり小さな猫の身体を鷲掴みで持ち上げた。
『だ、駄目だよ総司っ!!』
大慌てで猫を総司の手から取る。
『猫はちょっとの事でも骨が折れたり内臓が傷付いたり、命取りになる生き物なんだよ。捕まえるんだったら、優しく扱わないと!』
「ご、ごめん……」