第八十七話
夢小説設定
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────季節は移り変わり、春を迎えた。
朝食を終え、その後広間で少し話し合いをした後、自室へと戻る。
何だかんだ時間はあっという間に過ぎていたようで、太陽の位置を考えれば、そろそろ昼食の時間だ。
『お昼の担当は確か……、左之さん達だったかな?』
そんな事をぼんやり考えていた時────。
『っ!?』
いきなり響いた大きな音に、思わず身体がびくっと反応する。
廊下の方から、怒鳴り声が聞こえてきた。
「一君、そっち!」
「……分かっている。だが目に見えたからと言って、捕えられるかは別の話だ」
「下手な言い訳してないで、もっと気合い入れて走ろうよ!」
「な、何やってるんです?こんな所で────わっ!?」
総司と一君、それから丞君の声だった。
一体、何事……!?
不安と好奇を半分ずつ抱えながら、そっと廊下を覗く。