第七十三話
夢小説設定
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夕食も終わり、各々が部屋に戻っていく。
たまたま新八さんの横を歩いていた俺は、彼に先日の話を振った。
『そういえば新八さん、この間の捕り物では大活躍だったね』
すると新八さんは、ぼんやりした様子で此方を振り返る。
「ん?……そうだったか?」
『そうだったか、って……謙遜してるの?副長も、新八さんの事を凄く褒めてたじゃない』
そう言うと、新八さんは気まずそうに鼻の頭を軽く掻く仕草をする。
「ん、いや、実はだな……。他の奴には内緒にしといて欲しいんだけどよ。俺、あの夜の事は、良く覚えてねえんだよな。左之や平助と一緒に角屋に行って、どんちゃん騒ぎしたとこまでは記憶にあるんだけど」
『えっ、覚えてないって……俺がお座敷に行った事も?』