第六十三話
夢小説設定
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角屋の外へ出たところに良く知る姿を見つけ、駆け寄る。
「ほたる、か……?」
『はい!』
「…………」
それきり黙り込んでしまった副長。
その顔をそっと覗き込む。
『副長……?』
そんなところへ彼を呼ぶ声と共に一君がやって来た。
「斎藤……何で隠密の調査がこんな事になってんだ」
「申し訳ありません、俺にも何が何だか……。後ほど報告しますので、副長はほたるを」
「そうか。じゃ、頼んだぞ。……屯所に戻るぞ」
『はい。……っ!?わっ……』
副長の背を追い一歩踏み出した瞬間、足元が絡まる。
なす術もなく、俺はそのまま思い切り彼の背中にぶつかった。