第六十話
夢小説設定
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俺を背に庇うようにして男と対峙する黒い影。
その正体は────。
「何だ~?妙な格好しやがって」
「お、俺は……、見ての通り、忍者だ!」
……に、忍者……!?
「忍者だと~?さては、俺達の会合を見張っていたのか!」
「違う!雨の日も風の日も、可愛らしいお嬢様を陰ながらお守りする、忍者だ!」
『お、お嬢様!?』
「助けを求める声を聞き付けて参った。貴様、うちのお嬢様に何をする!!」
『ちょ、ちょっと烝君……』
「話を合わせてくれ。我々の正体を知られるとまずい」
烝君の言葉に、黙って頷く。
「訳の分からん事を抜かしやがって……さっさとその女を寄越せ!」
「お嬢様、此方へ!!」