第五十三話
夢小説設定
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『全く、何奴も此奴もなってないんだから!!』
……でも。
さっきの反応は合格、かな。
皆のあの顔。
思い出すと、口元が弛む。
うわ~、どうしよう。
暫く屯所には帰れないな……。
そんな事を考えつつ、着替えに向かう。
『……ふう』
今日も、彼方此方の部屋から、笑い声が聞こえてくる。
急に自分だけが、静かな世界に取り残されたような、そんな感覚だった。
廊下に出て空を見上げれば、今日も変わらず星は瞬いていて。
『……ほんと、困った人達……』
……だけど。
彼らが、新選組こそが。
俺の、全てだ。
皆の事を守りたい。
皆との居場所を守りたい。
ただ、それだけ────。