第五十話
夢小説設定
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────広間に集まった俺達。
そこには幹部の面々と、監察方、局長、副長、そして総長の姿があった。
「けどよ、土方さん。どうするんだ?角屋なんて、正面から突入するわけにもいかねえだろ」
左之さんの言う通り、客を片っ端から捕まえるわけにもいかない。
副長は腕を組んだまま、厳しい顔をしている。
『……あの』
「ほたる、どうかしたか?」
俺の声に、副長が顔を上げる。
『ひとつ提案があるのですが』
「ん?何だ、言ってみろ」
『俺が、芸妓として潜入するのはどうでしょう』
「……芸妓、だと?」
『はい。そこで情報を集めながら、奴らの動きを監視します。……ちなみに、既に島原へ入る裏はとってあります』
そう、先程お千さん達と出会った時に、総司達に席を外してもらったのは他でもない。
お千さんに島原へ潜入する伝をお願いしたのだ。