第三十六話
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『それじゃ、俺はちょっと出てくるね』
「ああ、気を付けて行くんだぞ」
烝君に手を降って、俺は部屋を後にする。
『……にしても、やっぱ暑いな』
照り付ける太陽。
湿気を含んだ生温い風が、時折緩やかに吹き抜ける。
眩しい陽射しに、思わず目を瞑る。
俺は、屯所の門を潜ると、活気溢れる京の町に繰り出した。