【第一章】大戦、そして終戦へー。
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その日の夕刻。
四番隊を後にした冬獅郎は、十番隊舎へ戻る道を歩いていた。
日が傾き、長く伸びた影が足元を横切る。
静かな道を歩きながら、ふと冬獅郎は右手を握り込んだ。
「……っ」
手首から肘にかけて、鈍い痛みが走る。
痛みというより、内側から骨を押し広げられるような違和感に近い。
ここ数日、時折こうした感覚があった。
最初に気づいたのは、大戦が終わって間もない頃だった。
自分の斬魄刀を完全に扱ったあの戦い。
卍解を完成させる事で、身体に変化が起きることは理解していた。
不本意ながらに老けてしまうその姿は、特段好きなものでもなかった。
但しそれは一時的なものに過ぎず、卍解を終え一定時間が経てば元に戻るものだ。
だが、今回の戦いが終わってからも身体の感覚は少しずつ変化していた。
霊圧の巡り方。
指先に伝わる力の感覚。
これまでと同じように動いているはずなのに、ほんのわずかなずれが生じている。
そして、時折訪れる身体の軋み。
まるで成長痛のような、骨や関節の奥に響く鈍い感覚だった。
「……面倒な事になったな」
小さく呟く。
ただの疲労ならば、休めばいい。
だが、これは違う。
霊圧の変化と連動しているようにも思える。
それに、何より冬獅郎は自分の身体の変化に敏感だった。
隊長として、常に自分の霊圧と身体の状態を把握するようにしている。
わずかな違和感だろうと、見過ごすことはない。
今まで微塵も成長を見せなかった身体が
確かに、変わり始めている。
それは疑いようのない事実だった。
もっとも、急激に姿が変わるわけではない。
外見に目立った変化もない為、周囲が気づくほどのものではないだろう。
「……暫く様子を見るか」
そう結論づけ、冬獅郎は再び歩き出した。
四番隊を後にした冬獅郎は、十番隊舎へ戻る道を歩いていた。
日が傾き、長く伸びた影が足元を横切る。
静かな道を歩きながら、ふと冬獅郎は右手を握り込んだ。
「……っ」
手首から肘にかけて、鈍い痛みが走る。
痛みというより、内側から骨を押し広げられるような違和感に近い。
ここ数日、時折こうした感覚があった。
最初に気づいたのは、大戦が終わって間もない頃だった。
自分の斬魄刀を完全に扱ったあの戦い。
卍解を完成させる事で、身体に変化が起きることは理解していた。
不本意ながらに老けてしまうその姿は、特段好きなものでもなかった。
但しそれは一時的なものに過ぎず、卍解を終え一定時間が経てば元に戻るものだ。
だが、今回の戦いが終わってからも身体の感覚は少しずつ変化していた。
霊圧の巡り方。
指先に伝わる力の感覚。
これまでと同じように動いているはずなのに、ほんのわずかなずれが生じている。
そして、時折訪れる身体の軋み。
まるで成長痛のような、骨や関節の奥に響く鈍い感覚だった。
「……面倒な事になったな」
小さく呟く。
ただの疲労ならば、休めばいい。
だが、これは違う。
霊圧の変化と連動しているようにも思える。
それに、何より冬獅郎は自分の身体の変化に敏感だった。
隊長として、常に自分の霊圧と身体の状態を把握するようにしている。
わずかな違和感だろうと、見過ごすことはない。
今まで微塵も成長を見せなかった身体が
確かに、変わり始めている。
それは疑いようのない事実だった。
もっとも、急激に姿が変わるわけではない。
外見に目立った変化もない為、周囲が気づくほどのものではないだろう。
「……暫く様子を見るか」
そう結論づけ、冬獅郎は再び歩き出した。