ちっさくなった彼女。
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結果的に、花音のリクエストを聞く形で、俺の耳は花音と同じレッサーパンダになった。
昔、レッサーパンダのフータ君という人間のように二足歩行するレッサーパンダがいたが、ここの動物園にいるのはフータ君の子どもらしい。
…子どもか。
今横で手をつないでいる俺の恋人は、子どもの姿になっている。
これはこれで可愛いけど、あくまでも父性に近い感情だ。
「れぇさん、どうしたの?」
少しばかり舌足らずに首を傾げる花音が可愛すぎて思わず心臓のあたりを押さえる。
「いや、なんでもないよ。ほら、次は花音の楽しみにしていたレッサーパンダだよ。」
すぐ近くに見えるレッサーパンダの看板を指してやると、花音は目を輝かせて俺の手を引いて走り出す。
「こら、走らなくても、レッサーパンダは逃げないぞ~。」
こうしていると外見相応だな、とか思っていると、近くの老夫婦が笑いかけてきた。
「ふふふ、仲がいい親子さんね。お嬢ちゃんお名前は?」
「花音です!」
「いい子だね。パパの事は好きかい?」
一瞬パパじゃないことを伝えようか悩んだが、ここで否定すると後がめんどくさい。
「大好き!」
…可愛い。
「素直で可愛らしい娘さんで羨ましいわ。パパと動物園楽しんでね。」
老夫婦はそういうなり別のコーナーに行った。
「ふふ、パパ行こっか?」
少しニヤッと笑う花音は絶対に確信犯だな、とも思いつつその可愛さにやられてしまった。
昔、レッサーパンダのフータ君という人間のように二足歩行するレッサーパンダがいたが、ここの動物園にいるのはフータ君の子どもらしい。
…子どもか。
今横で手をつないでいる俺の恋人は、子どもの姿になっている。
これはこれで可愛いけど、あくまでも父性に近い感情だ。
「れぇさん、どうしたの?」
少しばかり舌足らずに首を傾げる花音が可愛すぎて思わず心臓のあたりを押さえる。
「いや、なんでもないよ。ほら、次は花音の楽しみにしていたレッサーパンダだよ。」
すぐ近くに見えるレッサーパンダの看板を指してやると、花音は目を輝かせて俺の手を引いて走り出す。
「こら、走らなくても、レッサーパンダは逃げないぞ~。」
こうしていると外見相応だな、とか思っていると、近くの老夫婦が笑いかけてきた。
「ふふふ、仲がいい親子さんね。お嬢ちゃんお名前は?」
「花音です!」
「いい子だね。パパの事は好きかい?」
一瞬パパじゃないことを伝えようか悩んだが、ここで否定すると後がめんどくさい。
「大好き!」
…可愛い。
「素直で可愛らしい娘さんで羨ましいわ。パパと動物園楽しんでね。」
老夫婦はそういうなり別のコーナーに行った。
「ふふ、パパ行こっか?」
少しニヤッと笑う花音は絶対に確信犯だな、とも思いつつその可愛さにやられてしまった。