クリームシチューを作り終えた俺は#花音#を起こしに部屋に入った。
「#花音#、出来たよ。」
まだ#花音#は小さいまま。
寝たら治るかなと思ってたけどダメか。
これは丸1日様子を見て見ないとだな。
「あれぇ、もう出来たの？ 零さんごめんね、手伝わずに寝ちゃって。」
「急に子どもの身体になった上に、体力も子どもくらいなんだろうから、そんなことで怒ったりしないさ。 さ、起きてご飯食べようか。」
「うん。」

シチューを食べたあとに、お風呂は自分ひとりで入る！ という#花音#に「なにかあったら言うんだよ。」と言って、俺は片付けをすることにした。

「零さん、出たー。」
どうやらパジャマもあったようで安心だ。
「髪の毛乾かしてあげるからおいで。」
「わーい、今使ってるやつ、いいドライヤーではあるんだけど、今の腕力じゃ重たくて使えなさそうだなって思ってたのー！」
…そんなことだろうと思った。

#花音#の髪の毛を乾かしたあとは自分も風呂に入った。
風呂から出るとリビングで#花音#がウトウトしていた。

「#花音#、眠いなら寝よう。」
「でも、見たいドラマとかあるし、」
「録画してるんだろ？ なら明日以降でも見れるし、今日はもう疲れてるだろうし寝よう。」
「はぁい。」

幸いなことに#花音#のベッドはダブルサイズはあるため、今日は何があってもいいように同じベッドに入ることにした。
…子どもの寝かしつけってこんな感じなんだろうか。

次の日の朝、#花音#の痛い！！という声で飛び起きると、#花音#の体は元通りになっていた。
…パジャマが子ども用なので、なんというか、まぁ、悲惨だったので、目を逸らしながら脱がしてあげた。


まぁ、なんというか元に戻ってよかった。