『みんな寝ちゃったね。』



ﾅ｢あんたのキツネ、ルフィが尻尾掴んだまま寝てるけどいいの？｣



『あのままで大丈夫。あの子もルフィが気に入ったみたいだし♪』



そこへ片付けを終えたサンジが来た。



ｻ｢まだ起きてたのか。っておい、チョッパー。アヤカちゃんの膝で寝るなよ。重いだろ。｣



『大丈夫だよ♪チョッパーすごくかわいい。』



そう言ってチョッパーの頭を撫でる。




『今日はここで寝ようかな。』



ﾅ｢コイツらと寝る気？アヤカのベッド一応ラウンジにあるからそっちで寝たら？｣



『そう？じゃ、お言葉に甘えて♪あ、サンジ君。毛布一枚もらってもいいかな。』


ｻ｢ちょっと待っててな。」




サンジは毛布を持って戻って来るとアヤカに渡す。





『ありがと。』



アヤカは毛布を小さく畳んでチョッパーの枕にした。



『これでよし。』



ﾅ｢それじゃ、私達も寝ましょ。」



ﾛ｢そうね。｣



『おやすみ。』



ﾅ･ﾛ｢おやすみ。｣




ｻ｢アヤカちゃんも寝るかい？」


『うん。』



サンジはラウンジの簡易ベッドまでアヤカを案内した。



ｻ｢フランキーが明日この島で材料買ってベッド作ってくれるから今日はとりあえずここな。｣



『ありがと。』



ｻ｢ん？」


サンジが足元を見ると管ぎつねが一匹アヤカを見つめていた。




『あ、戻ってきたの？いいよ今日はルフィと寝てても。』


アヤカがそう言うと嬉しそうに走り去って行った。


『あの子すっかりルフィが気に入ったみたい♪』



ｻ｢すげぇな。ちゃんとアヤカちゃんの言うことわかってんだな。｣



『うん♪でも霊力のある私しか扱えないんだ。』



ｻ｢そうなのか。そういえばそいつはずっと肩に乗ってるんだな。｣



『この子はね…。肩から降りるのは寝る時くらいかな。｣


ｻ｢へぇ、きっとアヤカちゃんが大好きなんだな。｣


『小さい時からずっと一緒にいるからね♪』



ｻ｢さて、そろそろ寝るかい？」



『うん。今日は美味しいご飯ありがと♪』



ｻ｢プリンセスのためなら毎日作りますよ。｣



『ふふ♪ありがと。じゃ、おやすみ。』



ｻ｢おやすみ。｣