☆相棒は白い獣
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それから数日後。
ナ「チョッパー。アヤカは…?」
チョ「アヤカのお母さんの力のおかげでなんとか一命はとりとめたけど熱がずっと下がらないし意識が戻らないんだ……。」
ナ「そう…。」
チョ「あれからずっと寝ないでサンジがついてる……。」
サ「アヤカちゃん……。」
苦しい……。
『ん……ここは?』
目を覚ますとそこは真っ暗な世界、隣にはシロの姿があった。
『シロ!…ごめんね……。痛かったよね…。刀で切ってごめんね………。』
シロは俯いて泣くアヤカの頬を優しくなめた。
『シロ…?』
《助けてくれてありがとう。》
『シロっ!』
アヤカはギュッとシロに抱きついた。
《今度は僕が君を助けるからね。》
『え…?』
その時
白い光に包まれた。
『シロ!?どこ?待って!』
サ「…ちゃんごめんな…。」
『ん……。』
サ「アヤカちゃん?」
『サンジ君……。』
サ「よかった!」
《道場へおいで。》
『シロ…?』
サ「どうした?」
『シロの声がする…。』
そう言ってベッドから起き上がり部屋を出るアヤカ。
サ「どこ行くんだ。」
『はぁ…はぁ……くっ…。』
サ「アヤカちゃん!」
廊下に崩れるアヤカをサンジが受け止めた。
サ「まだ動いちゃダメだ。」
『…お願い…私を道場へ連れていって…。』
そこへサンジの声を聞いてクルー達が集まった。
チョ「そんな傷でどこに行くつもりだ。」
『シロが道場で呼んでる……。』
「そっか。シロを体内に封印しないままだったからずっと道場でアヤカの目が覚めるのを待ってたんだ。」
サンジはアヤカをそっと抱き上げると道場へ向かった。
『ありがと…。』
道場に着くとサンジはシロの前でそっとアヤカをおろした。
シロはアヤカの前で伏せると長い尻尾をなびかせてアヤカを包み込んだ。
『シロ……。』
アヤカはシロに体を預けた。
『シロの体…暖かい……。』
アヤカがそっと目を閉じるとシロの毛が逆立った。
「シロが浄化してる…。」
ナ「浄化?」
「アヤカの体内に残った瘴気を消してくれてるの。」
しばらくするとシロは尻尾を掛け布団のようにアヤカにかけた。
「終わったみたい。」
『ん…。シロ…ありがとう。』
チョ「よかった!熱が下がってる。」
『みんな…心配かけてごめんね。』
ナ「まったく、無茶ばっかりして。」
と、そこへアヤカの母がやってきた。
『母さん。』
「アヤカ…。ごめんね。」
『どうして謝るの…?』
「小さい頃から修行ばかり…。やりたいこと何もさせてあげられなかった…。」
『母さん…。そんなことないよ。私はこの家に生まれて、母さん、父さん、サヤカと一緒にいられて幸せだよ。』
「もう好きなことをしていいのよ。あなたのやりたいことをしなさい。」
「そうだよアヤカ…。大丈夫!家も母さんも私が守っていくから!私にだってそれくらいできるもん。」
『サヤカ、母さん。私……みんなともっと旅がしたい。』
母はそっと微笑んだ。
「いってらっしゃい。」
『母さんっ!』
アヤカは母に抱きついた。
「誰かのためじゃなくて自分のために生きなさい。」
『うん!』
ナ「アヤカ。」
『ナミ…みんな。』
ナ「おかえり。」
『ただいたま。』
その日の夜。
チョ「ほんとに予定通り明日島を出るのか?」
『うん。』
チョ「でもまだ傷が…。」
『大丈夫。チョッパーがいるもん♪』
チョ「誉められても嬉しくねぇゾーコノヤロがぁー☆」
『うふふ♪』
翌日。
「アヤカ…気をつけてね。」
『うん。母さんをよろしくね。』
「いってらっしゃい♪」
『いってきます!シロ行こ♪』
アヤカとクルー達は船へと向かった。
まだ傷が癒えず歩けないアヤカはシロの背中に乗ってクルーのあとをついて行く。
船に乗り込むとアヤカの前に突然サンジがひざまずいた。
『サンジ君?』
サ「もう離さねぇから。ずっと俺の隣にいてくれませんか?プリンセス。」
『サンジ君。当たり前だよ。だってサンジ君のこと大好きだもん。』
そう言ってそっとサンジにキスをした。
サ「アヤカちゃん。クソ愛してる。」
ル「よぉし!今日は宴だー!」
こうしてまた賑やかな旅が始まった。
END
→アトガキ
ナ「チョッパー。アヤカは…?」
チョ「アヤカのお母さんの力のおかげでなんとか一命はとりとめたけど熱がずっと下がらないし意識が戻らないんだ……。」
ナ「そう…。」
チョ「あれからずっと寝ないでサンジがついてる……。」
サ「アヤカちゃん……。」
苦しい……。
『ん……ここは?』
目を覚ますとそこは真っ暗な世界、隣にはシロの姿があった。
『シロ!…ごめんね……。痛かったよね…。刀で切ってごめんね………。』
シロは俯いて泣くアヤカの頬を優しくなめた。
『シロ…?』
《助けてくれてありがとう。》
『シロっ!』
アヤカはギュッとシロに抱きついた。
《今度は僕が君を助けるからね。》
『え…?』
その時
白い光に包まれた。
『シロ!?どこ?待って!』
サ「…ちゃんごめんな…。」
『ん……。』
サ「アヤカちゃん?」
『サンジ君……。』
サ「よかった!」
《道場へおいで。》
『シロ…?』
サ「どうした?」
『シロの声がする…。』
そう言ってベッドから起き上がり部屋を出るアヤカ。
サ「どこ行くんだ。」
『はぁ…はぁ……くっ…。』
サ「アヤカちゃん!」
廊下に崩れるアヤカをサンジが受け止めた。
サ「まだ動いちゃダメだ。」
『…お願い…私を道場へ連れていって…。』
そこへサンジの声を聞いてクルー達が集まった。
チョ「そんな傷でどこに行くつもりだ。」
『シロが道場で呼んでる……。』
「そっか。シロを体内に封印しないままだったからずっと道場でアヤカの目が覚めるのを待ってたんだ。」
サンジはアヤカをそっと抱き上げると道場へ向かった。
『ありがと…。』
道場に着くとサンジはシロの前でそっとアヤカをおろした。
シロはアヤカの前で伏せると長い尻尾をなびかせてアヤカを包み込んだ。
『シロ……。』
アヤカはシロに体を預けた。
『シロの体…暖かい……。』
アヤカがそっと目を閉じるとシロの毛が逆立った。
「シロが浄化してる…。」
ナ「浄化?」
「アヤカの体内に残った瘴気を消してくれてるの。」
しばらくするとシロは尻尾を掛け布団のようにアヤカにかけた。
「終わったみたい。」
『ん…。シロ…ありがとう。』
チョ「よかった!熱が下がってる。」
『みんな…心配かけてごめんね。』
ナ「まったく、無茶ばっかりして。」
と、そこへアヤカの母がやってきた。
『母さん。』
「アヤカ…。ごめんね。」
『どうして謝るの…?』
「小さい頃から修行ばかり…。やりたいこと何もさせてあげられなかった…。」
『母さん…。そんなことないよ。私はこの家に生まれて、母さん、父さん、サヤカと一緒にいられて幸せだよ。』
「もう好きなことをしていいのよ。あなたのやりたいことをしなさい。」
「そうだよアヤカ…。大丈夫!家も母さんも私が守っていくから!私にだってそれくらいできるもん。」
『サヤカ、母さん。私……みんなともっと旅がしたい。』
母はそっと微笑んだ。
「いってらっしゃい。」
『母さんっ!』
アヤカは母に抱きついた。
「誰かのためじゃなくて自分のために生きなさい。」
『うん!』
ナ「アヤカ。」
『ナミ…みんな。』
ナ「おかえり。」
『ただいたま。』
その日の夜。
チョ「ほんとに予定通り明日島を出るのか?」
『うん。』
チョ「でもまだ傷が…。」
『大丈夫。チョッパーがいるもん♪』
チョ「誉められても嬉しくねぇゾーコノヤロがぁー☆」
『うふふ♪』
翌日。
「アヤカ…気をつけてね。」
『うん。母さんをよろしくね。』
「いってらっしゃい♪」
『いってきます!シロ行こ♪』
アヤカとクルー達は船へと向かった。
まだ傷が癒えず歩けないアヤカはシロの背中に乗ってクルーのあとをついて行く。
船に乗り込むとアヤカの前に突然サンジがひざまずいた。
『サンジ君?』
サ「もう離さねぇから。ずっと俺の隣にいてくれませんか?プリンセス。」
『サンジ君。当たり前だよ。だってサンジ君のこと大好きだもん。』
そう言ってそっとサンジにキスをした。
サ「アヤカちゃん。クソ愛してる。」
ル「よぉし!今日は宴だー!」
こうしてまた賑やかな旅が始まった。
END
→アトガキ