買い出しを終えて船に戻ろうとするとさっきの女の子が広場の噴水に腰かけていた。



女の子はこちらに気づくと手招きをする。




『かわいい～♪タヌキさんはお兄さんのペット？』



ﾁｮ「タヌキじゃねぇ！俺はトナカイだぁー！」



『喋った！？』



ｻ「あぁ、コイツはチョッパーってんだ。」



『へぇ～、かわいい♪私はアヤカ。』



ｻ「俺はサンジ。よろしく。」



『よろしく♪』



ﾁｮ「ケガしてるゾ？」



『さっき仕事で切っちゃったの。でもこれくらいほっとけば治るから大丈夫。』



ﾁｮ「ちゃんと手当てしないとダメだゾ？」



ｻ「コイツ医者なんだ。｣



『へぇ～♪』



ｻ「よかったら俺逹の船に来ないかい？」



『船？』



ｻ「俺逹、海賊やってんだ。」



『海賊さんなんだぁ～。』



ﾁｮ「海賊って聞いて驚かねぇのか？」



『ぜーんぜん♪でも私なんかが行ってもいいの？』



ﾁｮ「大丈夫。みんな優しいヤツだし、大歓迎だ。」



『じやぁ、ちょっとだけお邪魔しちゃおうかな♪』


そう言って３人は船へと向かった。