そのあとサンジ君が作ってくれたお粥を少し食べた。






それからしばらく壁に寄りかかりぼーっとしているとナミが全員を連れてきてくれた。




『ありがと…。』



ﾅ｢あんた起きてて大丈夫なの？」



『平気…。』



ﾌ｢平気そうな顔してねぇぞ。｣



『……大丈夫だから…。』




ｳ｢で、話ってなんだ？」




『……………あのね…。私みんなにずっと言ってなかったことがあるの………。』



そう言ってアヤカはクルー達に全てを話した。



ﾌﾞ｢……ということは今も見えてないということですか…？」



『うん……。』



そしてしばらくの沈黙が流れた。



最初にその沈黙を破ったのはルフィだった。



ﾙ｢で？話はそれだけか？」



『え…ぁ…うん…。』



ﾙ｢なぁんだ。大した話じゃねぇじゃんか。｣



ﾅ｢ちょっとルフィ！あんた何言って…。」


ナミの言葉を遮るようにルフィがアヤカに言った。



ﾙ｢完全に見えなくなるのは1年で1回だけなんだろ？」



『うん…。』



ﾙ｢なら、そん時は全員で助けてやればいいじゃねぇか。｣



ｿﾞ｢そうだな。｣


と他のクルー達も口を揃えた。



『ルフィ…みんな…。ありがとっ…。』



ﾙ｢当たり前だ。｣


そう言いながらルフィはアヤカの頭をポンポンと撫でた。