翌日

船は島を出航した。



甲板ではパラソルの下でお茶をするナミ、ロビン、アヤカ。



ﾅ｢えー！？じゃぁあんた達付き合ってるわけ？」



『うん♪焦れったいから私から言ったの。』



ﾅ｢でもあんたいつからサンジ君のこと好きだったの？」


『仲間になってすぐ///』


ﾛ｢一目惚れしたのね。｣


『うん//』



ﾅ｢へぇ～。でも意外だったわぁ。｣





そんな会話をしていると足元を数匹のきつねがチョロチョロ。



『ん？もう気づいちゃったの？さすが嗅覚が優れてるね。』



ﾅ｢何が？」



『昨日の島に霊獣を持った人がたくさんいたでしょう？』



ﾛ｢えぇ。｣



『この辺りの島のほとんどは退魔師が住んでる島なの。で、次の島が私の生まれ育った島。』



ﾅ｢そうだったの？」



『うん♪この子達は家の匂い嗅ぎ付けたみたい。』



ﾅ｢あと4日もかかる距離よ！？」



『それくらいの距離なら余裕だよ♪』



ﾛ｢すごいのね。｣




『扱う人の霊力しだいだけどね。ま、明日は………。』


ﾅ｢明日？」



『あっ。なんでもないの。』




ﾙ｢アヤカー。遊ぼうぜー。｣



『あ、ルフィが呼んでるから行くね。』



そう言ってパタパタと走っていった。