グランドラインを進む麦わらの一味。
今日も賑やかなサニー号はとある島に到着した。



特に用事のないクルー逹は船に残り、サンジは買い出しに。
チョッパーはその荷物持ちのため町へ出かけた。



ｻ「悪ぃな。荷物持ち頼んじまって。」


ﾁｮ「気にすんなって☆」



そう言いながら民家の並んだ道を市場に向かって歩いていくと肩にイタチのような白くて長い生き物をのせた少女が目に入った。




「本当にありがとうございました。」



『いえいえ！ちょっと雑魚を祓っただけですから。』



「あら、ケガして…。」



『ほんとだ。いつ切ったんだろ。』



「すぐ手当てを…。」



『大丈夫です。すぐ治りますから。』


そう言ってニコリと笑ってその家をあとにした。



ふと振り返れば金髪の男の人とタヌキのような生き物がこちらを見ている。




誰だろ？

ま、いいや。

私は二人に笑顔を向けてその場を去った。



ﾁｮ「今の何だ？」



ｻ「イタチみたいだったな。」