☆俺のプリンセスは恥ずかしがりや
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「…ちゃんっ!しっかりしろっ!」
『ん……。サン…ジ…君…?』
サ「よかった。」
サンジを見るとびしょ濡れだった。
『雨の中ずっと探しててくれたの…?』
サ「あぁ。」
『ごめんね…。』
サ「気にすんなって。ほんと無事でよかった。」
『………あれ…?』
ふと膝に目をやると仔犬がいなくなっていた。
『あの子は!?』
サ「仔犬ならここにいるぜ。」
仔犬はサンジの後ろできちんと座ってこちらを見ていた。
『よかった…。元気になって…。』
サ「こいつが穴の外でミキちゃんの上着を羽織って吠えてこの場所を教えてくれたんだ。」
『……ありがとね…。』
サ「よし、雨も上がったみたいだから出るぞ。」
『サンジ君…。』
サ「ん?」
『この子も連れてって……。足…ケガしてるの…。』
サ「わかってる。」
『でも…どうやって上に上がるの…?』
サ「近くの店のオッサンが縄梯子貸してくれたんだ」
そう言いながらサンジは上着を脱いでミキをおぶると自分とミキを上着の袖を結んで固定した。
サ「よし、もうちょっとだから頑張ってな。」
『うん…。私は大丈夫…。』
サンジは片手でそっと仔犬を抱えると外の縄梯子を登った。
『…ごめん…ね…。』
サ「ん?」
『いつもこんなで……。私…助けられてばっかだね…。なんの役にもたたないし…。』
サ「そんなことないさ。今日だってちゃんとこいつを助けただろ?ミキちゃんがいたから助かったんだぜ?」
『サンジ君…。』
サ「さ、帰ろ?」
『うん…。』
ミキは体をぐったりとサンジの背中に預けた。
『ん……。サン…ジ…君…?』
サ「よかった。」
サンジを見るとびしょ濡れだった。
『雨の中ずっと探しててくれたの…?』
サ「あぁ。」
『ごめんね…。』
サ「気にすんなって。ほんと無事でよかった。」
『………あれ…?』
ふと膝に目をやると仔犬がいなくなっていた。
『あの子は!?』
サ「仔犬ならここにいるぜ。」
仔犬はサンジの後ろできちんと座ってこちらを見ていた。
『よかった…。元気になって…。』
サ「こいつが穴の外でミキちゃんの上着を羽織って吠えてこの場所を教えてくれたんだ。」
『……ありがとね…。』
サ「よし、雨も上がったみたいだから出るぞ。」
『サンジ君…。』
サ「ん?」
『この子も連れてって……。足…ケガしてるの…。』
サ「わかってる。」
『でも…どうやって上に上がるの…?』
サ「近くの店のオッサンが縄梯子貸してくれたんだ」
そう言いながらサンジは上着を脱いでミキをおぶると自分とミキを上着の袖を結んで固定した。
サ「よし、もうちょっとだから頑張ってな。」
『うん…。私は大丈夫…。』
サンジは片手でそっと仔犬を抱えると外の縄梯子を登った。
『…ごめん…ね…。』
サ「ん?」
『いつもこんなで……。私…助けられてばっかだね…。なんの役にもたたないし…。』
サ「そんなことないさ。今日だってちゃんとこいつを助けただろ?ミキちゃんがいたから助かったんだぜ?」
『サンジ君…。』
サ「さ、帰ろ?」
『うん…。』
ミキは体をぐったりとサンジの背中に預けた。