☆誰よりも早く一番に
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その日の夜。
サ「さて、明日の仕込みも終わったしそろそろ不寝番に行くか。」
そこへゾロが入って来た。
ゾ「おいコック酒。」
サ「ったくしょうがねぇな。ほらよ。」
ゾ「…おい、コック。」
サ「なんだ?まだ何かあんのか?」
ゾ「今日の不寝番は俺がやるからてめぇはここにいろ。」
サ「あぁん?どういう風の吹き回しだ?」
ゾ「なんでもだ。」
そう言ってコップの酒を一気飲みするとキッチンを出ていった。
サ「なんだ?」
マリモの言葉の意味がわかったのはそれから数分後だった。
《コンコン》
遠慮がちなノックの後にかわいい声が聞こえてドアが開いた。
『サンジ君いる?』
サ「どうした?」
『ちょっとね///』
サ「…あのさ、俺サクラちゃんになんかしちまったかな…?」
『え?』
サ「なんか避けられてるってか…その…。サクラちゃんがいつもと違う気がして…。」
『ごめん。それはね。』
そう言いかけてサクラちゃんは冷蔵庫を開けた。
サ「サクラちゃん?」
『これをあげた時のサンジ君の顔を思い浮かべてたら恥ずかしくなっちゃって///真っ赤な顔見られたくなくて///』
サクラちゃんが冷蔵庫から出したのはケーキだった。
サ「ケーキ?サクラちゃんが作ったの?今日なんかあったっけ…?」
『ふふっ♪もうすぐ…3、2、1!サンジ君お誕生日おめでとう!』
サ「誕生日…。そうか、そのために…。」
『うん///誰よりも早く一番にお祝いしたくて///』
サ「サクラちゃん…。すげぇ…すげぇ嬉しいよ俺…!」
『ほんと?』
サ「あぁ!食べるの勿体ねぇ。」
『食べて♪』
サ「うん。」
『美味し?』
サ「あぁ、すげぇうまいよ♪」
『嬉しい…。サンジ君…好き、大好きだよ。』
サ「俺も……。あのさもう一つプレゼントほしいんだけど。」
『なぁに?』
サ「サクラちゃんがほしい。」
『えっ////サンジ君……。わ、私もサンジ君がほしい…です…///』
サ「サクラちゃん…。」
『サンジ君……。』
そうして2人はどちらからともなく甘くてとろけるような長いキスをした。
『来年もこうしてお祝いしたいね。』
サ「あぁ。」
『愛してる。』
サ「俺も。」
ベットの中で囁く言葉は互いの心をいつまでも優しく繋いだ。
END
アトガキ→
サ「さて、明日の仕込みも終わったしそろそろ不寝番に行くか。」
そこへゾロが入って来た。
ゾ「おいコック酒。」
サ「ったくしょうがねぇな。ほらよ。」
ゾ「…おい、コック。」
サ「なんだ?まだ何かあんのか?」
ゾ「今日の不寝番は俺がやるからてめぇはここにいろ。」
サ「あぁん?どういう風の吹き回しだ?」
ゾ「なんでもだ。」
そう言ってコップの酒を一気飲みするとキッチンを出ていった。
サ「なんだ?」
マリモの言葉の意味がわかったのはそれから数分後だった。
《コンコン》
遠慮がちなノックの後にかわいい声が聞こえてドアが開いた。
『サンジ君いる?』
サ「どうした?」
『ちょっとね///』
サ「…あのさ、俺サクラちゃんになんかしちまったかな…?」
『え?』
サ「なんか避けられてるってか…その…。サクラちゃんがいつもと違う気がして…。」
『ごめん。それはね。』
そう言いかけてサクラちゃんは冷蔵庫を開けた。
サ「サクラちゃん?」
『これをあげた時のサンジ君の顔を思い浮かべてたら恥ずかしくなっちゃって///真っ赤な顔見られたくなくて///』
サクラちゃんが冷蔵庫から出したのはケーキだった。
サ「ケーキ?サクラちゃんが作ったの?今日なんかあったっけ…?」
『ふふっ♪もうすぐ…3、2、1!サンジ君お誕生日おめでとう!』
サ「誕生日…。そうか、そのために…。」
『うん///誰よりも早く一番にお祝いしたくて///』
サ「サクラちゃん…。すげぇ…すげぇ嬉しいよ俺…!」
『ほんと?』
サ「あぁ!食べるの勿体ねぇ。」
『食べて♪』
サ「うん。」
『美味し?』
サ「あぁ、すげぇうまいよ♪」
『嬉しい…。サンジ君…好き、大好きだよ。』
サ「俺も……。あのさもう一つプレゼントほしいんだけど。」
『なぁに?』
サ「サクラちゃんがほしい。」
『えっ////サンジ君……。わ、私もサンジ君がほしい…です…///』
サ「サクラちゃん…。」
『サンジ君……。』
そうして2人はどちらからともなく甘くてとろけるような長いキスをした。
『来年もこうしてお祝いしたいね。』
サ「あぁ。」
『愛してる。』
サ「俺も。」
ベットの中で囁く言葉は互いの心をいつまでも優しく繋いだ。
END
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