それから数時間後。



『できた！』



ｻ「ただいまぁ～！サクラちゅわぁん♪」



『Σ嘘っ！もうこんな時間っ！？早く片付けなきゃっ！』



遠くから聞こえるサンジの声に慌ててケーキを冷蔵庫の奥へ隠した。




《ガチャ》



ｻ「ただいまぁ～♪」



『おかえり♪』


ふぅ
なんとか間に合ったぁ。



ｻ「すぐ夕飯にするからね♪」



『うん。私ちょっと部屋行ってくるね///』



そう言って逃げるようにキッチンを出て行った。



俺もしかして避けられてる？
なんかしちまったかな。






その頃サクラは。




危なかったぁ。
ケーキをプレゼントしたサンジ君の顔思い浮かべてて心臓止まるかと思ったよー。



ﾅ「あら、サクラ。」



『あ。おかえりナミ♪』


ﾅ「ただいま♪で？ケーキうまくできた？」



『うん！ナミのおかげで。ありがとう♪』



ﾅ「ならよかった♪あとは夜ちゃんとやるのよ？」



『う、うん///』



ﾅ「ふふっ顔真っ赤♪」



『だってぇー////』



ナミは心臓が破裂しそうなほどにドキドキするサクラの横で楽しそうに笑った。



それからしばらくして騒がしい夕飯が始まった。




ﾙ「肉いただきー！」



『ちょっとルフィ！それ私のー！』



《ガンっ》



ｻ「てめぇ、レディーの皿に手ぇ出してんじゃねぇよ。」



ﾙ「ずびばぜんでじだ（すみませんでした）」



ｻ「はい、まだあるからねサクラちゃん♪」


『あ、ありがと////』



わぁダメだぁ。
なんか意識しちゃって普通に会話できないよぉ。



ｻ「サクラちゃん？」



『えっ！？あっ！なんでもない///』





サクラちゃんやっぱり変だな。


俺、何したんだ…？