昼頃起きて唯に飯を作ってもっていく。




ｻ「唯？飯作ったけど食えるか？」



『うん…。なんかごめんね…。』



ｻ「気にすんなって。たまには休め。」



『うん…。』




ｻ「起きられるか？」




『大丈夫だよ。…ぅんしょっ…。』




なんとか起き上がってお粥が入った器に手を伸ばすとサンジがそれを遮った。



『サンジ…？』



ｻ「唯。あ～んして♪」



『えっ！？い…いいよ自分で食べれるからっ///』


恥ずかしそうにする唯にサンジはクスクス笑う。



ｻ「ほら、落ちちゃう。はい、あ～ん♪」



『…あ、あ～ん///』



ｻ「美味しい？」



『うん///』




ｻ「唯はほんとかわいいな♪」




『もぉ～…サンジのいじわるぅ///』




顔を真っ赤にしながら頬を膨らませる唯に残りのお粥食わせて寝かせた。




ｻ「熱もちょっと下がってきたみたいだしもう少し寝てろ。」




『うん…。』




お粥の器を片付けて部屋を出ようとするサンジ。




『サンジ…。』



ｻ「ん？」




『今日…仕事…？』




ｻ「あぁ、できるだけ早く帰るからちゃんと寝てろよ？」



『うん。お仕事頑張ってね…。』



ｻ「おぅ！」


そう言ってサンジは部屋を出ていった。






仕事か…。
そばにいて欲しかったな…。
いつも一人の夜…。
ホントは寂しい…。
特に今日は一人になりたくないな…。
でも仕事だもんね。
しかたない。



そう言い聞かせて瞼を閉じた。